ETC利用照会でエラーが!?
【ETC利用照会で利用履歴が出てこない!?】平成25年2月1日
ETCカードで支払った高速料金の履歴を確かめるのにすごく便利なETC利用照会サービス。
まだ使っていないという方は、ぜひコチラの記事を参考にしてくださいね。
とても便利ですよ。
>>ETC利用照会サービスが生まれ変わりました
ところが困ったことに、ETCカードで支払ったのにかかわらず、この利用紹介サービスでエラーになってしまい、履歴が確認できない、なんてケースがあるようです。
今回はなぜそんなことが起きるのかと、履歴が出てこない場合の対策についてお伝えします。
原因はETCのセットアップ情報
先日、私のメルマガの読者からメールをいただきました。
概要は以下のとおりです。
↓ ↓
「先日高速道路を使ってドライブに行きました。
その際、ETCカードを使い料金を支払ったのですが、後日ETC利用照会で履歴を確認したところ、該当なしと出てしまいました。
なぜでしょうか?」
早速NEXCOに電話をして確認をしてみました。
すると原因はETCのセットアップにあるようです。
(NEXCOの人)
「ETC利用照会でエラーが出るのは、ETC車載器に登録してあるナンバーと実際の車のナンバーが違うためです」
どういうことか簡単に説明しますね。
ETCを使うためには、最初にETC車載器のセットアップという作業を行います。
これにより、ETC車載器に車のナンバー情報が登録されます。
しかし車のナンバーというのは、売買などで変わる場合があります。
その場合、本来であればETCを再セットアップしなければいけませんが、その手続きをせずに前の車のナンバーの情報のままETCを利用すると、今回のようにETC利用照会でエラーが出てしまうのです。
ですから、今回の場合も、ETCを再セットアップし、新しい車の情報に登録し直すことでエラーは解消されるはずです。
このような問題は、中古車を購入した場合によく発生します。
ETCの再セットアップがされないまま納車されてしまい、エラーになるようです。
中古車を購入の際は、必ずそのあたりを確認するようにしましょうね。
またこの問題は、レンタカーを借りた場合もよく起こります。
というもの、レンタカー会社では、ナンバープレートを変更しても、再セットアップをせずにETCを使っているケースが多いためです。
そのような場合も同様にETC利用照会サービスでエラーになってしまいます。
ETC通行の確認方法は2つ
ではこんな場合、ETCカードの利用明細をどうやって確認すればよいのでしょうか?
方法は大きく以下の2つです。
【1.クレジットカード会社からの明細で確認】
ETCカードのクレジットカードの一種ですから、後日利用した明細が届くはずです。
そちらには必ず利用履歴がでていますから、そこで確認をします。
【2.ETC利用履歴発行プリンターを使う】
実は、ETCカードに記録されている利用履歴を読み取る専用のカードリーダーとプリンターというものがあります。
その専用のカードリーダーにETCカードを挿入すると、利用した履歴を印刷することができます。
この便利なカードリーダーとプリンターは高速道路のパーキングエリアはサービスエリアに設置してあり、誰でも使うことができます。
設置してあるサービスエリアなどは決まっています。
以下のサイトに設置してあるサービスエリアの情報が掲載されていますので、参考にしてください。
■ETC利用履歴発行プリンター設置場所■
こちらも簡単に利用できて便利ですよ。ぜひ有効に使いましょうね。